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お墓参りをする時の作法とは?持ち物や注意することをここで確認!

   

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柄杓

お墓参り、行っていますか?

「お墓参り」と言うとちょっと堅苦しいイメージを持っている人もいるかと思いますが、決してそんなことはないんです。

「ご先祖様に会いたくなったから会いに行く」みたいな感じでいいんだと思います。

ただ、そのときにちょっと覚えておいた方がいい作法があります。

まぁ「作法」と言うとまた堅苦しい感じになってしまうので、「マナー」と言った方が柔らかいでしょうか。(あまり変わらないですかね)

どちらにして、お墓に眠っている大切な人、お世話になった人に会いに行くわけなので、礼儀は大事ですよね。

なので、今回は知っておいて損はない「お墓参りの作法」をご紹介します。

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お墓参りをする時の作法とは?

お墓に関しては日本ではほとんどの人が仏式なので、今回は仏式でのお墓参りの作法を流れでご紹介します。

【お掃除】
まず、お墓に着いたらすることはお墓の掃除。

お墓の周りに落ちているゴミを拾ったり、雑草を抜いたりしてキレイにします。

また、コケが付いてしまっている場合もあるので、そんなときはタオルやスポンジで水洗いをしましょう。

「今日は細部までキレイにしよう!」と思ったときは、歯ブラシのような細かなところまで磨けるものを用意するといいですよ。

ただ、気を付けほしいのは、墓石って硬いわりにデリケートなので、ゴシゴシ磨きすぎないことです。

墓石のヒビの原因にもなったりするので。

なので、墓石を磨くときは普通のスポンジを濡らして、きつく絞ってからこすりましょう。

それだけでも十分キレイになりますよ。

【お清め】
次に墓石に水をかけるお清めですが、こちらに関しては「水をかける」という人と、「かけてはいけない」という人がいます。

理由としては

・「水をかける」のは、仏教上の考え方(諸説あり)によるもの。

・「水をかけてはいけない」というのは、仏様に冷や水を浴びせる行為だから。

このようなことが言われています。

で、「結局どちらが正解?」となりそうですが、どちらもご先祖様を想ってのことなので、どちらも正解。

以前、お坊さんのお説教で「ご先祖様を想うことが大切」と聞いたことがあります。

なので、例えば「風呂が好きだったおじいちゃん」なら、お水をかけてあげようかな、って思いますよね。

これでいいんだと思います。

ただし、友人など他の家族のお墓参りの場合は、そこの家族の考え方があるので、一緒に行かれる場合はそちらに合わせるか、お清めをする前に確認をするようにしましょう。

【お供え物】
お供え物は、故人が好きだったお花や食べ物、飲み物を用意しましょう。

お花は、水鉢があればキレイなお水に入れ替えてお供えします。

食べ物や飲み物はお供えをしたら、そのままにせず、持ち帰りましょう。

そのままにすると、猫やカラスなどがお供え物を食べ散らかしてしまう恐れがあります。

また、飲み物のビンや缶など、重たい物を置いておくと、何かの拍子に倒れたとき墓石にぶつかって、墓石がかけてしまうことがあります。

そのような事態にならないようにするためにも、食べ物や飲み物のお供え物は持ちかるようにしましょう。

【お線香】
お線香は宗派によってお供えする本数が異なったりもしますが、そこまで厳密にする必要はありません。

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そうは言ってもやっぱり正確にお線香をあげたい場合は、そのお寺のお坊さんに聞いてみるといいですよ。

ちゃんとしているお寺のお坊さんなら、とても丁寧に教えてもらえると思います。

【合掌】
最後は合掌です。

合掌は頭を墓石よりも低くするため、しゃがんで手を合わせます。

その際、数珠を持ったりもしますが、こちらも宗派によって異なるので、やはり正確に行いたい場合はお坊さんに聞くのが一番です。

お墓参りをする時の持ち物

これまでがお墓参りの一連の流れです。

その中でちょこちょこ道具の名前を出していますが、その他にも必要なもの、あった方がいいものをご紹介します。

【掃除道具】
スポンジ、タオル、歯ブラシ、ほうき、ごみ袋

【お清め・お供え物と道具】
大抵、お清めの際に使用する手桶と柄杓はお寺で貸してもらえますので、それ以外で必要なものは・・・

お花、(お花の茎を切る場合があるので)ハサミ、食べ物や飲み物などのお供え物

【お線香関係の道具】
お線香、ロウソクとマッチ又は線香着火器

線香着火器があれば、ロウソクとマッチは不要ですし、火の消し忘れの心配もなくなります。
このようなモノです↓

線香着火器 ご先祖まいり 【日本製】
価格:4070円(税込、送料無料)

 

【合掌の際の道具】
数珠は「必要に応じて」です。

お墓参りをする時に注意すること

最後にお墓参りをするときの注意点です。

まず服装ですが、あまり華美な恰好はふさわしくないとされています。

落ち着いた服装を選ぶようにしましょう。

次に、墓石は洗剤で洗わないようにしましょう。

先ほどスポンジで磨くことをご紹介しましたが、そのとき使用するのは水のみです。

洗剤を使用してしまうとひび割れの原因になることもあるので、汚れているからと言って洗剤は使用しない方がいいです。

それと、お清めの際にお酒を墓石にかけることもひび割れの原因になるので、こちらも控えた方がいいですよ。

あとはお掃除やお供えの際に出たゴミはちゃんと持ち帰るか、お寺にゴミ箱が用意されている場合は、そちらを利用しましょう。

まとめ

色々とつらつら書かせてもらいましたが、一番大事なことは「ご先祖様を想い、お墓参りをすること」なので、形式にとらわれ過ぎる必要はないと思います。

ただ、対外的なこともあるかと思うので、お墓参りの作法の大きな流れは覚えておいて損はないので、ぜひこの機会にご確認くださいね。

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